第46回まなばナイトレポート

「学習者中心の教育を実現するインストラクショナルデザイン理論とモデル」を読んで

〜監訳者 鈴木克明先生に聞きたいこと〜

新型コロナウイルスの影響により、「新しい生活様式」を取り入れながら様々なことに取り組んでいく毎日は試行錯誤の連続です。ただし、どのような状況下でも教育は進めていかなければならず、現場で教育設計などにご苦労されている多くの皆さんに参加いただき開催することができました。


オープニングでは、熊本大学大学院教授システム学専攻(GSIS)同窓会地区活動実行委員会中部地区代表の大石奨から、毎年名古屋で開催している会がこうしてオンラインで開催することになりました。皆さんとは直接お会いできずに残念ですが、これまで参加できなかった全国各地の皆さんが集まれることはとても有意義なので楽しんでくださいと挨拶がありました。そして、まなばナイトはお酒を飲みながらワイワイガヤガヤと楽しむ会ですので、各自ご準備いただいたお飲み物で乾杯をして会が始まりました。


第46回まなばナイトで話題提供をしていただくスピーカーは、GSIS前期担当専攻長であり熊本大学教授システム学研究センター(RSIS)センター長の鈴木克明教授です。テーマは、新著「学習者中心の教育を実現するインストラクショナルデザイン理論とモデル」として、話題提供は監訳された著書の内容についてプレゼンをしていただきました。


いつものまなばナイトであれば、参加者の皆さんとワイガヤと対面でディスカッションするところではありますが、オンラインであるために事前課題として著書の中で(1)私が一番興味を引いた部分、(2)私の仕事で活かそうと思った具体策、(3)私からあなたへの提案、(4)監訳者 鈴木克明先生に聞きたいこと、4点を当日までにまとめていただく形式を取りました。


鈴木先生の話題提供後、Zoomブレークアウト機能を用いて6人グループで事前課題をもとにワイガヤをしていただきましたが、どのグループを覗いても盛んなやり取りが行われていることは印象的でした。また、グループ内のファシリテートをしていただいたGSIS、RSIS関係者の皆様、ありがとうございました。


後半は、鈴木先生に聞きたいことをグループ内で2つまでに絞っていただき、それを直接お聞きする時間です。ボリュームのある事前課題をクリアされてきた方々ですから、多様な角度からのご質問をいただき、鈴木先生も一つ一つの質問に丁寧な回答をいただき、事務局の私もメモをとるのに一生懸命でした。


最後は、クロージングとしてGSIS同窓生の佐久間あゆみさんからは、第46回まなばナイトに参加いただきありがとうございました。今回は、オンラインでいつも参加できない方も参加できて良かったのではないかと思います。第46回は鈴木先生監訳の本という共有の本を読んで、それぞれの立場であったり考え方を踏まえて各グループでディスカッションできたことはすごく良いなあと思いました。また、そこの中から出た疑問をみんなで鈴木先生からお答えいただいたことは大変有意義でした。また、お会いしましょうとのお言葉をいただきました。


第46回まなばナイトは、コロナ禍の大変な状況下で59人の参加をいただきました。終了後のアンケートからは、中部地方での対面まなばナイトではなく、全国、いや世界各地から参加できる方式を続けてほしいとの多くの意見もいただきました。試行錯誤での第46回ではありましたが、皆様のご協力をいただき終了できました。ありがとうございました。そして、質疑応答で円滑な進行をしていただいたGSIS博士前期課程の天野裕香さん、Zoomに関することをお引き受けいただいたGSIS博士後期課程の鈴木真保さんにも心から感謝申し上げます。


(熊本大学大学院教授システム学専攻同窓生 大石 奨)

「学習者中心の教育を実現するインストラクショナルデザイン理論とモデル」北大路書房

http://www.kitaohji.com/index_s.html?200514