第48回まなばナイトレポート

「コロナ禍でのLMS対応」と「Learning TechnologyとAI」

2020年12月のまなばナイトは喜多先生をメインスピーカー、長岡さんをインタビュアーに迎えて、参加者からの質問を元にした対談、ミニ講演とグループディスカッションを行ました。

第1部は「コロナ禍でのLMS対応」というテーマで、みなさまから事前に頂いた質問にお答え頂く形で進行しました。

以下のような質問を元に、質問者からの補足なども交え議論されました。


参加者のさまざまな体験と、そこから発せられる悩みがありありと出され、共感あり提案あり、なぜなんでしょうねと課題の背景を深堀したりと濃厚な議論が聞けました。


喜多先生としては、出てきた課題には工夫し調査し対処しているが、これが誰の何の役に立つのか分からない。何に困っているのかきかせてもらえると、何かヒントが出せるかもしれないとおっしゃられ、あぁごもっともと感じました。


第2部はフレキシブルですのでと、時間を延長して質問の背景にある課題を、他の参加者からの意見もいただきながら議論していきました。

第2部は喜多先生が取り組まれている「Learning TechnologyとAI」をお話して頂きました。


教授システム学専攻で来春より開講予定の新科目を準備されていて、AI、LA、ARの要素やこれまでの取り組み概説しながら、科目の構成に取り組まれていることをお話しいただきました。

修了生としては、時々追加される科目のなかでも、科目履修があるならぜひ受講したいと思いました。

グループに分かれてのディスカッションでは、これらの話題提供も受け、日頃のおなやみや改善アイデアについての議論がされ、発表タイムでも熱のこもったトークが繰り広げられました。


遅れて参加となった鈴木専攻長からも、発表の様子から皆さん大変楽しまれた様子でよかったとコメントをいただきました。


今回はリアル会場とのハイブリッド開催を計画していましたが、首都圏の感染拡大状況にかんがみ、オンラインのみの開催となりました。またリアルに顔を合わせての開催ができることを楽しみにしつつ、次回以降もまたよろしくお願いします。

熊本大学大学院教授システム学専攻同窓生 加地 正典