51回まなばナイトレポート

GSIS修了生がよく使う一冊 〜手放せないID本はこれ〜

各地に新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が発令される中、リアルな「まなばナイト」が開催できないもどかしさを覚えますが、それはそれ。全国各地から参加できるオンラインの強みを生かし、今回も多くの皆さんに参加いただき開催することができました。


オープニングでは、熊本大学大学院教授システム学専攻(GSIS)同窓会地区活動実行委員会中部地区代表の大石奨から、毎年8月は名古屋での開催となっているけれど、今年もオンラインでの開催となりました。皆さんに直接お会いできないのは寂しいですが、週末そしてコロナ禍の大変な中にこうしてお集まりいただき感謝いたします。まなばナイトはお酒を飲みながらワイワイガヤガヤと楽しむ会です。チョット一杯やりながら学び合いましょう。そして、GSISの鈴木克明教授から乾杯のご発声をいただき会が始まりました。


51回まなばナイトはGSIS修了生に「GSISを修了した今でもIDに立ち戻るときに見直す本はどれ?」とアンケート調査、1位 教材設計マニュアル、2位 インストラクショナルデザインの道具箱101、3位 研修設計マニュアルの3冊を取り上げ、それぞれ博士前期5期千葉さん、博士後期5期桑原さん、博士前期13期川村さんに本のレビューや、修了後の活用方法について語っていただきました。


その後、Zoomブレクアウト機能を用いてグループワーク「GSIS修了生とともに語るID本活用方法」を意見交換。各グループにはGoogle Docsに記載していただき、まとめの発表に活用しました。


各グループからは「学んだことを小さなことからコツコツと実績を出していくことが大事」「IDはITと親和性がある」「事前テストは衝撃的であり、発注書も説得力のある提案ができる」「課題分析には苦労した」「大人の学びアンドラゴジーを学び、子ども扱いしないことが大事」「教材作りの際にROI(投資対効果)を考え、今あるものを使えば楽になる」などの意見が出ました。

後半は、鈴木克明先生からいくつかのコメントをいただきました。

Q:学びに関して「学生」と「社会人」に対する研修はどう違うのか?

A:何も知らないか、知っているかということではないか。ただ、子どもでも何も知らないを前提に学習させるのではなく、これを見直さないのいけない。基礎から学びを組み立てるには「ガニェの9教授事象」や「IDの第一原理」を参考にしてもらえばいい。

Q:アクティブラーニングという言葉をよく耳にするが?

A:アクティブラーニングの言葉は英語論文でもあった。講義であれば、手が挙がれば良いのではなく、しっかり考えることが大事。マインドベースで進める。下手な講義は良くないし、ハンズオンではなくマインズオンが大切である。


最後は、クロージングとしてGSIS同窓生の佐久間あゆみさんからは、第51回まなばナイトに参加いただきありがとうございました。今回も、オンラインでいつも参加できない方も参加できて良かったのではないかと思います。大変有意義な会でした。また、お会いしましょうとのお言葉をいただきました。


第51回まなばナイトは、総勢50人の参加をいただきました。終了後のアンケートは以下に貼り付けます。皆様のご協力をいただき終えることができました。ありがとうございました。Zoomに関することをお引き受けいただいたGSIS博士後期課程の鈴木真保さんにも心から感謝申し上げます。


(熊本大学大学院教授システム学専攻同窓生 大石 奨)